コラム|西千葉・西登戸・みどり台の歯医者【西千葉パプリカ歯科クリニック】

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乳歯のむし歯は放置しないで! 子どもの歯の特徴とむし歯予防

こんにちは。
西千葉駅南口より徒歩2分、JR総武線の線路沿いにあります西千葉パプリカ歯科クリニックです。
 
子どもの歯は小さいだけでなく、大人の歯とは違う特徴があります。
乳歯と生えて間もない永久歯の特徴や注意したいポイントをお伝えします。
 
 


乳歯はむし歯に要注意

乳歯は大人の歯に比べて、表面のエナメル質が薄く、未熟で酸に弱い特徴があります。
そのためむし歯になりやすく、進行も早いのです。
 
「乳歯がむし歯になってもそのうち抜けるから大丈夫」という人もいますが、実際にはあっという間に悪化してしまうので注意が必要です。
乳歯のむし歯を放置しておくと、生えてくる永久歯までむし歯になったり曲がって生えるなどの影響があります。
 
 


ほ乳ビンむし歯になることも

乳歯ならではのむし歯として「ほ乳ビンむし歯」というものがあります。
これはほ乳ビンでイオン飲料やジュースなど糖分を含む飲み物をよく与えていると起こるむし歯です。
このむし歯になると、歯ぐきから出ている上の前歯が消えたように溶けてなくなってしまいます。
 
ほ乳ビンで甘い飲み物を飲んで水分補給をさせていると、常に上の前歯に糖分がついている状態になります。
そのため上の前歯がむし歯になり、歯ぐきから上の歯が溶けてなくなってしまうのです。
 
ほ乳ビンはミルクを上げる時だけ使うように心がけ、水分補給は甘い飲み物ではなく水や麦茶など、糖分を含まないものをあげるようにしましょう。
 
 


生えて間もない永久歯も歯質が弱め

生えてまもない永久歯は「幼若永久歯」といい、未熟で表面が粗く、柔らかくて酸に弱いという特徴があります。
そのため、乳歯と同じくむし歯になりやすい上に進行も早めです。
 
幼若永久歯はだ液などを通して少しずつミネラル分を歯に取りこみ、硬くなっていきますが、大人の歯のように成熟するには2~3年かかります。
 
乳歯や永久歯が生えたら予防を心がけるとともに、歯科医院でも予防ケアを受けましょう。
 
 


子供のためのむし歯予防

当院ではお子さんの歯をむし歯から守るために、定期的な検診とともに、歯の表面にフッ素を塗る「フッ素塗布」、むし歯になりやすい奥歯の溝などを歯科用プラスチックで埋める「シーラント」も行っています。
 
お子さんに乳歯や永久歯が生えたら、ぜひ一度ご来院ください。
今の歯の状態を確認するとともに、適切な予防方法をお伝えし、予防ケアを行います。
正しい歯磨き方法や仕上げ磨きのやり方、デンタルグッズの選び方などもアドバイスいたします。
 

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